「父親が亡くなったのだけど、家の登記名義ってどうなってるんだろう?」
「住宅ローンの登記って抹消してたっけ?」
ふと、そんなことが気になったことはありませんか?
実は、登記簿は誰でも簡単に見ることができます。
法務局に行かなくても家からインターネットで見ることができます。
費用は不動産1個につき、397円です(2012年6月15日現在)。 335円です(2018年7月12日現在)。
必要なもの
次の4つが必要です。
1 インターネットができる環境
2 メールアドレス
3 不動産の地番や家屋番号がわかるもの。(固定資産税納税通知書、権利証書、登記識別情報、登記完了証に地番や家屋番号が載っています。)
4 クレジットカード
手順
1.登記情報提供サービスにアクセスします。
2.「一時利用」の「利用申込」をクリックします。
3.「約款」に同意します。
4.「一時利用者登録」に名前やらなんやらいろいろ入力します。
※パスワードは12文字以上14文字以下と長いです(笑)。
「住所」は都道府県から入力する必要があります。
5.登録が受け付けられるとどうやらメールが送られてくるようです。
6.届いたメールのリンクをクリックします。
IDは後で使うのでコピーしておくか、メモっておいて下さい。
7.これでようやく登録が完了したようです。ログインをクリックします。
8.メールからメモっておいたID番号とパスワードを入力します。
9.「不動産請求」のタブをクリックします。
10.請求事項を入力します。
固定資産税納税通知書の不動産の所在がかかれているページを見ながら入力しましょう。
共同担保目録の要否に迷ったら、「要」で。大は小を兼ねるといいますから。
12.不動産を入力し終えたら、チェックを入れて「請求」ボタンをクリックします。
(他にも請求したい不動産があるときは、チェックを入れて、マイページへ登録をクリック。
上記9からもう一度他の不動産を選択してマイページに登録し、請求する不動産にチェックを入れて請求ボタンをクリックします。)
「課金します。よろしいですか?」と出たら、OKをクリック。
14.確認画面で入力情報を確認した後、PDFで登記簿が確認できます。
注意することとしては、一時利用の場合、一度ログアウトしてしまうと請求することができなくなります。
新たに登記情報を請求するには再度登録からやり直して下さい。
(再ログイン時にはマイページのタブしかありません。)
おわりに
家から安く登記簿を確認するには、この登記情報提供サービスを利用するのがベストです。
登記官の証明印が必要なときは、次の記事を参考に登記事項証明書を取得してください。