「銀行に印鑑証明書を提出せなあかんから、君、3通取ってきて!」

と社長から言われたとします。

「私、社長本人ちゃうしなあ、委任状が必要やろうから、作って社長のハンコをもらおう。」

そう思ったあなた、委任状は不要です。

もたもたしているとせっかちな社長に怒られますよ。

以下の2つのことだけをして、すぐに法務局へレッツゴーです。

 

印鑑カードを握りしめる

こんなカードが金庫かどこかに入っているはずです。

社長から頼まれたら、「印鑑カードはどこにありますか?」と尋ねるのが一番目にやることです。

社長の生年月日を聞く

印鑑カードが見つかったら、社長に生年月日を尋ねて下さい。

お誕生日をお祝いするためではありません。

法務局で必要になるからです。

本当に委任状は要らないの?

必要ありません。

印鑑証明書交付申請書にもはっきり「代理人の場合も,委任状は必要ありません。」と記載されています。

生年月日を聞いていなかったら?

自分の勤めている会社の本店の住所、会社名(商号)、代表者の名前くらいは覚えている人が多いでしょう。

会社の登記事項証明書が手元にあれば、それらのことは書いてあります。

しかし、代表者の生年月日は登記事項証明書のどこを見ても書かれていません。

生年月日がわからなければ、会社に電話して誰かにこっそり教えてもらいましょう。

私も司法書士事務所の補助者時代、よく聞き忘れていて事務所に電話したものです。。。

「あいつ聞き忘れたな(笑)」と周りで思われていたはずです。

まとめ

会社の印鑑証明書を取りに行く時は、「印鑑カード」と「代表者の生年月日」を忘れるな。

覚えておくといつか役に立つかもしれません。

おしまい。