昨夜は大阪司法書士会で開催された「検事が扱う刑事事件~刑事ドラマでは描かれない実情について~」という研修に参加してきました。
何とも魅力的なタイトルです。
講師は大阪地方検察庁の検事の方です。
司法書士という仕事をしていると、裁判官や弁護士さんに会う機会はよくあります。
しかし、少なくとも私が検事さんに会う機会はほぼありません。
裁判所でちょろっと見かけるくらいです。
私の検事さんのイメージはキムタクが出ていたドラマ「HERO」で培われたものですから、一般の方と変わりません。
講義はパワーポイントをふんだんに使ったわかりやすいものでした。
「刑事ドラマは間違いだらけなので見てられません」という先生のお話が興味深かったです。
さて、講義の中で20問のクイズがありました。
かろうじて成績上位者に入り、景品をゲットしました。
数年前、大阪青年司法書士会で刑事や裁判員制度について勉強したおかげです。
青年会の人がいたら「とったどー!」と叫ぼうかと思いましたが見かけませんでした。
「あなたも裁判員 あなたも裁判員 あなたも裁判員 あなたも裁判員 あなたも裁判員」
と呪文のように繰り返し書かれているしおりを見ていると
洗脳されそうです。
しかし、踏みとどまります。
司法書士は裁判員になれません。
司法書士を引退した暁には辞退の申し立てができる70歳を超えたおじいさんになっていようが、ぜひ裁判員をやってみたいです。
仕事に直結しないからなのか、研修を受けてる人はいつもよりかなり少なかったです。
検事さんから生のお話が聞ける機会はそうないので、私としては参加してよかったです。