証明書発行機1

「法務局で登記事項証明書が出てくるのが遅い!」
「待つのが大嫌い!」
「早く登記事項証明書を受け取って次に行かなければならない」

法務局で登記事項証明書を請求するときは紙の請求書に書く方法と、証明書発行機を利用する方法とがあります。

証明書発行請求機を利用すると、登記事項証明書が爆速で発行されるのです。

今回は、証明書発行請求機の使い方をご紹介します。

 

証明書発行請求機の使い方

登記事項証明書(全部事項証明書:全部載っているもの)を請求する場合の操作方法を説明します。


全部事項証明書を取りたいので、一番上の「全部事項証明書」をタッチします。


次に、都道府県から不動産の所在を選択していきます。


家屋番号や地番は画面上のテンキーから入力します。


最後に自分の名前を入力します。


すると、ジジジーと音がして半ぴらが出てきます。

印紙の購入


印紙を用意して待つよう書かれてあるので、印紙を買いにいこうと印紙売り場に一歩足をすすめた瞬間、

「西村さま!登記事項証明書でお待ちの西村さま!窓口までおこしください。」

はやっ!

大阪法務局北出張所だと、請求用紙で請求する場合、10分や20分待たされることはよくあります。

しかし、証明書発行請求機を使った場合は、待ち時間がほぼありません。

登記簿の地番や家屋番号がわかっている場合は、ぜひ使ってみてください。

ソファーで待っている人が多いときなんか特に、優越感に浸れることでしょう。

印紙売り場


印紙売り場でも証明書発行機の積極的な利用が促されています。

印紙売り場で、何円の印紙を買ったらよいかわからないときは、

「登記事項証明書1通」とか「印鑑証明書1通」などと伝えるとその金額分の印紙を用意してくれます。

窓口で受領

印紙売り場で購入した印紙持って窓口に行き、係の人の指示にしたがって印紙を貼り、登記事項証明書を受領して完了です。

 

地番や家屋番号が載っているもの

証明書発行請求機で登記事項証明書を請求する時は、不動産の土地なら「地番」や建物なら「家屋番号」が必要になります。
(住所と地番・家屋番号は異なることが多いです。)

地番や家屋番号のわかる以下のいずれかを法務局に持っていくのがよいでしょう。

くれぐれも置き忘れて帰らないように気をつけてくださいね。

  • 固定資産税の納税通知書(課税明細書の不動産が書かれている部分)
  • 権利証書
  • 登記識別情報通知
  • 登記完了証

 

インターネットで請求したほうが安く取れます

請求書や発行請求機だと登記事項証明書1通700円のところ、インターネットで請求すると窓口に引き取りに行く場合で550円、郵送してもらう場合で570円です。(2012年6月12日現在)

実は、法務局で登記事項証明書を請求するよりも、インターネットで請求したほうが安く登記事項証明書を取ることができます。

請求書や発行請求機だと登記事項証明書1通600円のところ、インターネットで請求すると、窓口に引き取りに行く場合で480円、郵送してもらう場合で500円です。(2018年5月17日現在)

インターネットは普通に使えるよ、という人は以下の記事もご覧になってください。

インターネットで登記事項証明書を請求する方法はこちらの記事です↓

登記事項証明書を安く取る方法~インターネットで「かんたん証明書請求」を利用せよ